サリナ・ジョーンズと典型的日本人

音楽
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2006年12月23日の土曜日、サリナ・ジョーンズのライブに行きました!
それもこの下関であったんですよ!!(っていってもこれが2度目らしいですが)
まず、安次嶺悟(pf)・増原巖(b)・加納樹麻(ds) によるインスト1曲
そして、、、ブルーのキレイなワンピースを着たサリナが!!
この下関にいることが信じられなくて、そっくりさんじゃないかって、よく見たらサロナ・ジョーンズって書いてあるんじゃないかって、、、
それともサリナもベンチャーズ化してきてるのかなぁ…なんて(苦笑)
でもやはり凄かった!!
声の太さ、迫力、響き、、、素晴らしい!! それにさすがキャリアというか、お客さんの喜ぶツボがわかっているというか(ちょっと商業的!?)、盛り上げ上手♪
曲のイントロ、間奏を極力省いてメドレーっぽくたたみ掛けるように、我々日本人にウケる曲を次々と歌っていきました。
もぉ満員のお客さんたちは大興奮です!!
で、そのうち私はある現象が気になってきました。
それは「お客さんのリアクション」
誰かが「イェィっ」と言えば、すかさず他の誰かが「イェィっ」と言い
誰かが「ブラボー」と言えば、すかさず他の誰かが「ブラボー」と言い
サリナがMCで何か言い、それに対して誰かが笑えばみんな笑う、
笑うようなこと言ってないのに、誰かが笑えばみんな笑う、、、
みたいな・・・
私は登山でもしてやまびこでも聞いているのではないかと思いました(^_^;)
もしここで誰かが、「成田屋ぁーっ」って言ったら、他の誰かも
「成田屋ぁーっ」って言うんじゃないかって、、、(さすがにそれはないかぁ)
よく言えばミュージシャン、お客さん同士の素晴らしいコミュニケーション&セッション☆
真似する事でお互いを認め警戒心を解いていき、会場一体となる…みたいな。
そして、ジャズのソロ回しでも同じフレーズ、同じリズムでアドリブしていくというよく行われる手法でもあります。
悪く言えば“ティピカル・ジャパニーズ(典型的日本人)”
人と同じことすれば安心する、、、みたいな。まさに現在の日本社会の縮図!?(^_^;)
きっと、何か掛け声かけて一緒に盛り上がりたい、盛り上げたいって人が多かったのでしょうね、、、だってこんな田舎に遥々来て下さったんだもん(^-^)
って、そんなこんなで、いまいちライブに集中できなかったのがちょっと心残りでしたが、でもステージは本当に圧倒され、感激し、そしてとても勉強になりました!
さすがにあんなにやたらめったらな投げkissはマネしない(ってかできない)と思いますが。。。

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