超監視社会とは
私たちのネット上の行動はすべて記録され、保存されている・・・
それはスマホやPCを通して、私たちはEメール、写真、フリーメール、SNS、ゲーム、オンラインでの購買履歴、グーグルでの検索、位置情報等を絶えず政府や企業に提供していると言えます。
スマホでの各種サービスの利用履歴は、携帯電話会社やGoogle等がデータとして常時蓄積しています。
つまり、通話や検索サービスを利用することで我々は何を考えているかを知られ、位置情報サービスを利用することで我々の居場所はリアルタイムに特定され、オンラインショッピングサイトを利用することで我々は何を欲しがっているか、いつ何を購入したかがすべて筒抜けとなっているのです。
そして、コロナをきっかけにしてワクチンパスポート、マイナンバーカードによる給付金の支給。
おいしい話をエサに、より個人情報の紐づけと監視を強化しようとしています。
まさに「国家による国民への監視の強化」です。
マイナンバーカードの用途は、住民票の写しや印鑑証明書の取得、身分証代わり等と健康保険証の一体化ですが、真の目的は「税金を確実に徴収すること」と、「資産の海外流出を阻止すること」です。
すべてがネットにつながれる時代、詳細な個人情報は巨大企業が握り、データは国家による個人の監視強化を促し、私たちは超監視社会とも呼ぶべき社会を生きている
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「Facebook」の危険性
facebookとはインターネット上で社会的な繋がりを作るサービス
今では当たり前のサービスですが、20年前はそうではありませんでした。
軍事システムとして開発されていたインターネットを普及させた理由は、SNSやブログ上にUPされる情報を解析すること。
MKウルトラ計画の発展として、マインドコントロールをひそかに行う為に、その中心的な役割を担っているのがfacebookによる情報収集。
インターネットを全世界に広げることによって、個人情報収集が可能になりアメリカの目標は達成したと言われています。
元CIA エドワード・スノーデンの発言
facebookやgoogleはセキュリティーを改善してはいるが、今でも使うのを避けるべき危険なサービス。特にfacebookは警戒すべき。一般人のプライベートな生活に関する情報を集め収入を得ている監視機関と呼ぶべきだろう
MKウルトラ計画とは
中央情報局 (CIA) 科学技術本部がタビストック人間関係研究所と極秘裏に実施していた洗脳実験のコードネーム。CIAの文書によると、「マインドコントロールの効果を立証するための実験」。CIAは人間の行動を操作するために、薬やLSD、電気ショックなどを用いた洗脳実験を繰り返していた。
朝鮮戦争でアメリカ軍の兵士が中国に捕虜として捕まった後に、共産主義者になって帰ってきた。
「実際に中国軍がやっていたことは、アメリカ兵に”タバコをやるからこの紙に共産主義は素晴らしいと書いてごらん”と。他にはみんなの前で共産主義はすばらしいと言わせる」と、関係者は洗脳の様子を語る。
またこの計画は1960年代で打ち切られたことになっていますが、場所を変え、時を隔ててまだ続いているという陰謀論もある。ケネディ大統領を暗殺したオズワルド、レーガン大統領の暗殺を企てたジョン・ヒンクリー、ジョン・レノンを暗殺したマーク・チャップマン。彼らには共通することがある、それは「ライ麦畑でつかまえて」、という小説を携帯していたという話もある
またMKウルトラ計画の進化版が「モナークプログラミング」だとする人も。
facebookは社名をメタに変更し、メタバースを本格的に始動させました。
メタバース
コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのこと。
meta(=英語の超越、超)とuniverse(=宇宙)を組み合わせた造語です。
人々はそこでアバター(自分の代わりに仮想世界を自由に動き回ったり他の人とコミュニケーションする「分身」)を介して、世界中の様々な場所からアクセスしコミュニケーションをとったり、ゲームをしたり、物を作ったり、交流したり、仕事をしたり、さらには暗号資産を取引したりすることができます。
今後は、遠隔地での医療行為が可能になったり、たとえば身体的な制約を持つ人が仮想空間を自由に活動できるようになったり、物理的な制約をなくした活動ができるなど、さまざまな応用が期待されています。(5Gの必要性)
VR(Virtual Reality)
360度のデジタル映像によって仮想の空間を構築する技術のこと。
ゴーグル型のデバイスを通して見ることで、まさにその場所に自分が居るかのような体験をすることができる。
ゲームセンターなどでVRの技術が活かされ、高所体験やシューティングゲームでリアルな臨場感を楽しめる。テレビドラマの「相棒」でもVRで仮想空間で犯人を追い詰めたり。
コンサート、ライブ会場にVRで参加・・・ライブ配信は音の良さ、演者の細かい表情が見れたりとメリットがあるものの、配信側が見せたいもの(切り取った部分)しか見れないデメリットがあるが、VRで参加できれば自分の意思が映像に反映される。
AR(Augmented Reality)
現実世界に立体的な映像を重ね合わせ、投影する技術のこと。
そこには存在しないはずの仮想の物体を写し出す点が特徴。
ポケモンGOやカメラのエフェクトアプリ(snowなど)にもこの技術が応用されているので、身近に利用されている方も意外と多い。
MR(Mixed Reality)
現実世界の空間や物体をより精密に把握し、再現する技術のこと。
例えば、仮想空間の中でアバターと家具の位置関係をリアルに再現したり、視線によって見え方が変わったりする。
また、ホワイトボードやパソコンの動作までも再現することができる。
複合現実という名の通り、仮想空間と現実がより複雑に入り混じった世界を想像させる。
超監視社会、その先の「ムーンショット計画」
ムーンショット型研究開発制度とは
日本、内閣府が2020年1月23日に発表しHPにも記載されている制度、2050年までの実現を目指しています。
「我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進する新たな制度です」
超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に直面する日本ではこうした課題に対し、2050年まで人が「身体」「脳」「空間」「時間」の制約から解放され、AIと共存する社会を実現を目指すということ。
そのために失敗を許容しながら、我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指すとしています。
ムーンショット目標
目標1.2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
生活で必要な能力をアバターやロボットなどを活用、遠隔操作して、誰もが場所や能力の制約を超えて社会活動に参画できる技術を作っていく
目標2.2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現
人の臓器間ネットワークを包括的に解明するということを前提に、認知症・がんなどの深刻な病気が起こる前に未然に防ぐ技術を開発する。疾患として発症する前の「まだ後戻りできる状態」、すなわち「未病の状態」から健康な状態に引き戻すための方法を確立する。
目標3.2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現
人と同じ感性、同等以上の身体能力をもち、人生に寄り添って一緒に成長するAIロボットを開発し、ロボットもともに学習進化することで、自然科学を解明したり、人の活動の不自由な部分を補うことを目指す
目標4.2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現
大気中のCO2の直接回収・資源転換や、プラスチックごみの分解・無害化技術等を社会実装
目標5.2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出
微生物や昆虫等の生物機能をフル活用し、完全資源循環型の食料生産システムを開発する
食料のムダを無くし、健康・環境に配慮した合理的な食料消費を促す解決法を開発する
目標6.2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現
経済・産業・安全保障を 飛躍的に発展させる大規模で多用途な量子コンピュータ(既存のコンピュータと比べ、圧倒的な処理能力を持つとされます)を実現
目標7.2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現
目標2の疾病の予防、さらに健康不安なく100歳まで人生を楽しむために、医療・介護の持続可能なシステムを実現
免疫システムや睡眠の制御等により健康を維持し疾患の発症・重症化を予防するための技術や、日常生活の場面で個人の心身の状態を可視化・予測し、各人に最適な健康維持の行動を自発的に促す技術を開発することで、心身共に健康を維持できる社会基盤を構築
目標8.2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現
激甚化しつつある台風や豪雨(線状降水帯によるものを含む)の強度・タイミング・発生範囲などを変化させる制御によって極端風水害による被害を大幅に軽減し、我が国及び国際社会に幅広く便益を得る
目標9.2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現
こころの安らぎや活力を増大し、こころ豊かな状態を叶える技術を確立
人が互いにより寛容になることで、差別・攻撃(いじめやDV、虐待等)、孤独・うつ・ストレスが低減する。それにより、精神的なマイナス要因も解消され、こころの病が回復し、一層の社会・経済的発展が実現される、ということを目指す
※目標8と9については、令和3年9月に新たに追加されました
ムーンショット型研究開発事業 新たな目標検討のためのビジョン策定
「人類の分断を克服し調和を実現するための科学技術に関する調査研究」調査研究報告書
令和 3 年7月
https://www.jst.go.jp/moonshot/program/millennia/pdf/report_11_sakuma.pdf
まとめ
(まだ、まとめきれてません)
ネット上の便利なサービスを無料で利用し、その代わり個人情報を国家や企業に差し出し、プライバシーは奪われ、人となりは丸裸にされ、監視されながら生きていく。
生活や経済活動はより便利になっていくのでしょうが、人間性、感情、本来の生きる意味・・・そういったものを段々と考えずに、感じずにただ生かされる家畜のようなものに人間はなっていくのではないでしょうか。
人間の行動や感情までもすべて監視、管理され、コントロールや洗脳されていく未来は私たちにとって本当に必要でしょうか?